介護職の魅力とは、やりがいにあふれていることでしょう。
介護職は入浴介助や排泄介助などといった重労働が多いです。しかし、その分利用者やその家族から「ありがとう」と言ってもらえることがとても多く、これほどまでに人から感謝される仕事はないと言っても過言ではないでしょう。
また介護サービスを受けたことによって、今まで元気がなかった人が生きがいを見つけて、日々をいきいきと過ごせるようになってくれたり、食事の介助が必要だった人が一人で食事ができるようになったりと、自立の道を歩んでいく様子を間近で見守ることができるのも大きなやりがいといえます。
また介護職は自由に働き方を選べることも魅力の一つです。
介護はさまざまな職場があり、また売り手市場でもあるため、自分の希望やライフスタイルにあった働き方が実現しやすくなっています。例えば、日中のみ働きたいという人はデイサービス、体力のある人や夜勤で働いてお金を貯めたいという人は老人ホームなどの入所施設を選択することができ、また小さい子供がいる人の場合は職場に併設している保育園や託児所などに子供を預けて働くこともできるでしょう。
年齢についても体力があれば70代でも働くことができ、また雇用形態も正社員や派遣、パートタイムなどから選ぶことができます。したがって、これまでフルタイムで介護職をしていて、育児のために一旦退職したという人でも、パートタイムなどに働き方を変えて再び同じ仕事を始めることも十分可能なのです。